名古屋市天白区の歯医者 イナグマ歯科では顎関節症治療、口腔外科に対応した歯医者です。
口腔外科では、歯や口腔粘膜だけでなく、顔面や首、頭などの病気、外傷なども治療を行います。親知らずの抜歯、嚢胞摘出、小帯切除、顎関節症治療、歯や口腔内の外傷の治療、顎の骨折の治療や手術、歯が原因の炎症の治療、口や顎の腫瘍の診断なども行います。口腔がん、親知らずの抜歯、お口の中のできもの、腫瘍、口内炎など口腔外科のご相談は、天白区の歯医者 イナグマ歯科までご相談ください。
名古屋市天白区の歯医者【イナグマ歯科】は、審美歯科治療、セラミックで評判、おすすめの歯医者です。
虫歯治療、歯周病、顎関節症治療、口腔がん検診も行う歯医者です。
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顎関節症は、しばしば頭痛や、肩こり、耳鳴りなどの症状を伴うことが多いのです。
顎関節症は、口の中や顎の関節の周りの組織が原因になっており、歯医者が診断しますので是非とも、イナグマ歯科を受診してください。
顎関節症の症状が改善しない場合や、痛みや口が開けにくいなどで日常生活に支障が出ている場合には受診をおすすめします。
顎関節症は、一時的に症状が出て、自然に緩解する場合があります。
症状が軽い場合は1週間くらい様子を見て、症状の改善が見られないようであれば受診してください。
口が開きにくいなどの日常生活に支障が出ているようであれば、悪化しないうちに早めに受診することをおすすめします。
歯医者に顎関節症で来院される患者さんの症状として一番多いのが、口をあけると顎が痛いという症状です。
初期症状では、口を開いて動かそうとする時に、こめかみや耳の前の方、あるいは頬のあたりに痛みを感じます。
さらに症状が進行すると、口が開きにくい、口が閉じにくい状態になります。
また、「口を開けると顎のあたりから“ガクガク”とか“ジリジリ”というような音が出る」こともよくありますが、これも顎関節症の症状です。
しかし、音が出ているだけで無症状の人は4割程度いると言われ、そのままずっと痛みなどを伴うことは無く無症状で経過する場合が多いため、音だけであれば経過をみていっても可能です。 心配であれば、受診をしてください。
顎関節の痛みはひどくなると、頭、耳、首や肩など周囲にも痛みを伴ってきます。 逆に、頭や耳が原因で痛みを生じたときに顎関節付近も痛くなることもあり、この場合、原因の病気が治ると顎関節の症状も治まります。
このように顎関節も含めた複数箇所の痛みや症状が併発した場合、どこに原因があるかはそれぞれ内科や歯医者で診断をする必要があります。
顎関節症は、顎関節やそのまわりの組織が障害や変形を起こす病気です。
障害が起きている場所によって、大きく5つの型に分けられます。
顎関節症の5つのタイプ
Ⅰ型 : 咀嚼障害を主とするもの
咀嚼筋の痛み/顎・首・肩・腰などの痛み(顎関節内の痛みはない)
原因:口腔内の炎症、くいしばり、歯ぎしりなどによる咀嚼筋の使いすぎ。
Ⅱ型 : 靭帯や関節円板の損傷
顎関節の捻挫/顎関節周辺の外傷からくる痛み
原因:大きい口の開けすぎ、硬いものの食べすぎなど。
Ⅲ型 : 顎の動きの異常
顎関節円盤の位置異常/関節が傷ついたときの開口障害・頭痛、カクッという雑音(クリック音)など
原因:不正咬合、くいしばり、うつぶせ、頬杖など。
Ⅳ型 : 顎関節の摩耗、すり減り
顎関節の変形/開口時の雑音(ジャリジャリした音=クレピタス)と痛み
原因:Ⅲ型の悪化、骨の病気
Ⅴ型 :Ⅰ~Ⅳのいずれにも該当しないが、顎関節領域に異常症状を訴える心身医学 的な要素を含むもの
*心身症 顎関節を中心に身体各所に疼痛と違和感
原因:身体の異常と心のトラブルの相乗効果。神経のバランスが崩れることで、自律神経に異常が生じる。
この中で、顎関節症Ⅲ型 関節円板の障害が最も多くみられます。
関節円板というのは、上顎の骨と下顎の骨の間にあるクッションのような組織のことで、この関節円板が通常の位置からずれてしまうことで障害が起こり、顎関節の動きの制限や痛みを発症します。
では、なぜ上のような障害や変形が起こるのでしょうか?
これは様々な因子が複合的にからんで、顎関節や周りの組織に大きな負荷を繰り返し与えることにより、発症すると言われています。
様々な因子としては、次のようなものが挙げられます。
歯ぎしりや食いしばりは、日常生活の身体的なストレスや、精神的なストレスに起因していることあります。 精神的に弱っているときに口の中に出やすい症状として、舌痛症や顎関節症が多く認められることも報告されています。
TCHとは、必要がないときにも上下の歯を接触させる癖 タッピングのことです。
人間は安静にしているときには上下の歯は基本的に接触していません。 ときに気づくと前歯などを接触させている癖がある人がいます。
そうなると、口を閉じる筋肉が常に働き、顎関節周囲に常に緊張を与えることにより、顎関節症を発症する原因となります。
日常の生活習慣にも、顎関節症の原因となるいろいろな癖が隠れています。
このような癖は、左右の顎関節のどちらかに偏って大きく負担をかけます。 その結果、顎関節症が発症する原因となります。
顎関節症を発症した場合、2、3日たつと自然に症状が回復してくることもあります。
日常生活に支障が出るくらい症状が進行している場合には、悪化する可能性が高いので、早めに受診してください。
そして、1週間たってもほとんど症状が改善していないのにずっと受診しないままだと、症状の悪化をまねき、治療期間の長期化につながります。 顎関節症だと自分で思い込んでいても、違う病気だったということも十分に考えられ、その場合自然に治癒することは絶対にありません。
問診、触診(顎関節周囲)、レントゲン検査、口の中の診査、口の開け閉めの状態のチェックをして、顎関節症であるかどうか、どのタイプの顎関節症かを診断します。
顎関節症のご相談は、名古屋市天白区にある歯医者【イナグマ歯】院長 歯学博士 稲熊尚広までご相談ください。
スプリント治療とは、顎関節症の治療として行われるマウスピースを装着して、顎関節や咬み合わせを改善する治療です。スプリントは患者さんの歯型を採ってオーダーメイドで制作され、上下の歯が直接噛み合わないように間に装着します。上下すべての歯を均等に接触させるタイプや、前歯のみが接触するタイプなどがあります。
スプリント療法は就寝中にマウスピースを装着することで、顎関節の変化を起こして歯軋りや食いしばりを改善したり、歯軋りや食いしばりの負担を分散・軽減することで顎関節症の症状を軽減する治療です。 マウスピースは顎関節症の症状や改善目的に合わせて必要な時にその都度製作します。 前歯のみが接触するマウスピースです。
スプリント治療 スプリントと呼ばれるマウスピースを装着し、左右の咬み合わせや顎関節を適切な位置へと改善します。 違和感などがあれば、その都度スプリントを調整し、少しずつ正常な咬み合わせへと誘導していきます。
スプリント治療は、就寝中に装着することで、歯軋りや食いしばりを改善したり、その負担を軽減したりします。また、顎関節の位置を適切な位置に改善することで、左右の咬み合わせを調整することもできます。スプリントを装着することで顎をスムーズに動かせるようになり、筋の硬直を取り除くこともできます。
スプリント治療の期間は個人差がありますが、半年〜1年行うことが多いです。1ヶ月に1度の調節を続けて顎の位置が安定すると、顎の状態を測定し、3ヶ月以上変化がないことを確認します。スプリント治療後、矯正治療が必要な場合は、本来の正常な咬み合わせを調整することもできます。
イナグマ歯科にお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら >> 052-806-1181院長 | 稲熊 尚広( 歯学博士) |
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〒468-0056 愛知県名古屋市天白区島田1丁目1114 番地 |
電話番号 | 052-806-1181 |
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